費用だけじゃない、カタログ・パンフレット制作の大切な5つのポイント

新規お問い合わせの担当をしています、営業部の一木です。

見積り依頼を送ってみたものの、どこの制作会社にしたら良いか迷われると思います。
そこで、お客様に最適なカタログ・パンフレットを提供するために、制作において大切なポイントを、5つご紹介します。

お見積だけであれば、サイズ、ページ数、部数があれば作れてしまいます。
ただ、東美ではお客様の商売をお手伝いしたい一緒に盛り上げていきたいという思いから、カタログ・パンフレットを制作する上での背景や経緯を、いろいろとお伺いすることが多いです。

ポイント①|カタログ・パンフレットの内容について

ご依頼いただく商材としては、

自社の商品や、サービスを網羅したカタログ
ある特定の商品を紹介するパンフレット
企業の業務を紹介する会社案内
展示会で使用するリーフレット

などがあります。

制作する内容が変われば、デザインも変わってきます。
ご紹介できる実績も、ご要望に近いものをご用意したいですし、近いものがなくとも、参考になるような実績をご用意します。

もしかしたら、ご想定されていること以外にも私達の経験から、「〇〇も必要ではないですか」などご提案できることもあります。

ポイント②|カタログ・パンフレットの対象者と使用シーンについて

カタログ・パンフレットを使ってもらう方によっては、伝える情報が変わります。
例えば、

消費者向けのパンフレット

  • 購入後の体験を想像してもらえるようなイメージ写真を多く入れてみる
  • 使い方の手順をイラストで紹介する

卸売業者向けのカタログ

  • 一覧性や検索性を高めた工夫が必要
  • 注文してもらいやすくするため、商品コードや金額を目立つようにする
  • もしかしたらJANコードが必要になるかも

営業が商談のときに使う会社案内

  • 営業が説明しやすい構成にする
  • 自社の特徴を強みを図や表を使って表現する

商品に同梱するパンフレット

  • 商品のサイズに合わせたパンフレットの作成
  • 他の商品を追加で購入してもらえるよう、Webサイトへ誘導するQRコードを入れる

という感じで、用途や使い方によって、制作する内容も変化します。

ポイント③|カタログ・パンフレットのできあがりイメージについて

「かっこいい感じで」「信頼感があるように」「親しみやすい感じで」など、なんとなくでも頭に描かれているイメージがあればお聞かせください。

できましたら、他社のカタログ・パンフレットでもよいので、イメージに近いものご用意いただけると、私達もデザインするイメージが湧きやすくなります。

お任せしたいということであれば、こちらでいくつか参考になりそうなデザインを、実績などからご紹介させていただきます。

ポイント④|カタログ・パンフレットの希望の納品時期について

見積りと一緒に制作のスケジュールも提出させていただきますので、
ご希望の納期をお知らせください。
「◯月の中旬」ですとかおおよその時期でも構いません。

一方で、どのくらいの期間でできるかを知ってから、納期を決めたいという声もいただきます。
その際は、こちらで概算の納期を作成しますので、ご覧いただいてご相談できればと思っています。

作業内容や、校正の回数によって納期は調整が可能です。一見して「時間がかかるな」と別の制作会社に切り替えるのではなく、ご相談のお時間をいただけますと幸いです。

ポイント⑤|カタログ・パンフレットの予算について

ともあれ、制作費用は制作会社を決定するのに大事な要素です。

「前回作ったときとは◯◯円くらいだったからそれよりも抑えたい」
などご希望のご予算がありましたら、お知らせください。

一方で、「相場がわからなくて」という声も多くいただきます。
その場合は、一度お見積りを見ていただき、ご判断いただければと思います。

納期の件と同じく、一見して「高いな」と思ったから別の制作会社にというのではなく、どの費用について「高い」と感じられたのか、ご相談のお時間をいただけますと幸いです。

ご用意いただくテキスト原稿について

多くの方々は、WordやPowerPoint、Excelでご準備いただいております。
ページの構成もお作りいただいているのがあれば、併せてご支給ください。
手書きでも、データでもどちらでも構いません。

テキスト原稿だけという場合でも、こちらでページ構成は作成しますのでご相談ください。
またテキスト原稿が手書きの場合でも大丈夫です。「原稿作成費」として費用が発生しますが、対応させていただきます。

ご用意いただく写真原稿について

画像データとしてご支給ください。WordやPowerPoint、Excelに貼ってある画像からですと、印刷に適した品質で扱えない場合がございます。

画像データでいただく場合でも、使用する写真のサイズに適した解像度が必要になります。
一眼レフカメラで撮影されていればおおむね大丈夫です。
スマホで撮影された場合でも、最近の機種であれば十分な解像度があります。

写真原稿については下記のコラムも参考にしてください。

仕様以外にもいろいろと聞く理由

お客様の商品やサービスのお話を伺うと、

  • 高級感を出したいので、用紙にこだわりたい
  • 実は写真を撮り直したい
  • ホームページも作り変えたい
  • 展示会に出展する予定がある

など、関連したお話もつながってきます。

制作実績をもとにご提案できることもありますので、ぜひカタログ・パンフレットを制作する上でのお話をお聞かせいただけますでしょうか。

お打ち合わせしながらだんだんとイメージが湧いてきた、という方々もいらっしゃいます。
東美のこのサイトにきていただいたことをご縁にお気軽にご相談いただけますと幸いです。

▼制作実績は随時更新しております。併せてご覧ください。

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記事を書いた人

一木大輔
一木大輔
カタログ・パンフレットの業務全般に精通し、グラフィックデザイン、ウェブデザイン、DTP、スキャナーの経験があります。
データに関する相談にも対応可能です。
お客様が困っているときは、その場でオペレーションを行い、スムーズな解決をサポートします。
幅広いスキルを活かして、お客様のニーズに最適なご提案をいたします。