
最近、AIの進化が目まぐるしく繰り返されています。
例えば、
- AI音声による営業電話
- SNSに投稿されるAI生成画像・動画
- 工場でのAIカメラによる検品
など、今まで人が行っていたことがどんどんAI化されています。
生成AIでは前にはできなかったことが気付いたらできるようになっていたり、精度が上がっていたりと、身近な所でも進化を目の当たりにしている方は多いのではないでしょうか。
そんな時代において、いわゆるアナログなカタログ・パンフレット・会社案内の冊子は今後どんな立ち位置になっていくのでしょうか?
①AI × カタログ

カタログは「探す冊子」から「注文の入口」へ
AI音声の問い合わせ窓口が進化すると、紙カタログはますます会話の基準として役立つかもしれません。
たとえば、お客様がカタログを見ながら、
「12ページの右上の商品について聞きたい」
「品番A-102の色違いはありますか」
「このサイズを30個注文したい」
と話すだけで、AIが内容を理解して、在庫確認や見積依頼、注文受付につなげる。
そんな使い方が考えられます。
そのとき大切になるのは、きれいなデザインだけではありません。
ページ番号、品番、仕様、サイズ、問い合わせ導線が分かりやすく整理されていること。
AIに聞くにしても、人に聞くにしても、カタログの情報が整理されていれば、やり取りはスムーズになります。
これからのカタログは、商品を見せるだけでなく、
注文や問い合わせを始めるための入口として、さらに重要になるかもしれません。
②AI × パンフレット

パンフレットは「説明する資料」から「相談を始める資料」へ
パンフレットは、商品やサービスの魅力を短時間で伝えるための資料です。
AIチャットやAI音声が身近になると、パンフレットを見た人が、
「このサービス、自社にも合うかな?」
「この部分だけ詳しく聞きたい」
と、その場で質問できるようになるかもしれません。
そう考えると、パンフレットに必要なのは、ただ情報を詰め込むことではなく、質問したくなる余白をつくることです。
全部を説明しきるのではなく、
- どんな課題に向いているのか
- どんな効果が期待できるのか
- どこを見れば詳細が分かるのか
- 次に何を相談すればよいのか
が分かるようにしておく。
AIが問い合わせ対応を助ける時代になっても、最初に興味を持ってもらうきっかけは、やはり人が目にする資料です。
パンフレットは、説明を完結させるものではなく、
相談を始めるためのきっかけとして考えると、もっと使いやすくなりそうです。
③AI × 会社案内

会社案内は「会社情報」から「信頼の土台」へ
AIが文章を作ったり、質問に答えたりできるようになると、会社の基本情報は以前より簡単に伝えられるようになります。
でも、だからこそ会社案内には、AIだけでは伝わりにくいものを載せる意味が出てきます。
たとえば、
- どんな想いで事業を続けているのか
- どんな人が働いているのか
- どんな現場や設備があるのか
- お客様とどう向き合っているのか
- これまでどんな実績を積み重ねてきたのか
といった、会社の空気感や信頼感です。
AIで情報を調べられる時代になっても、取引先や求職者が知りたいのは、単なる会社概要だけではありません。
「この会社に相談して大丈夫そうか」
「この会社と長く付き合えそうか」
「ここで働くイメージが持てるか」
そうした判断材料として、会社案内はこれからも役立ちます。
むしろAI時代の会社案内は、情報を並べるだけでなく、
会社らしさを伝えるための信頼づくりの資料になっていくのかもしれません。
紙媒体の在り方が変化していく?
AIが進化すると、「紙媒体は不要になる。」
そんなふうに思われることもあるかもしれません。
でも、カタログ、パンフレット、会社案内には、
情報を整理し、見やすくし、相手が次の行動に進みやすくする役割があります。
AIが問い合わせや注文を助ける時代になっても、
その入口にある資料が分かりにくければ、やり取りはスムーズに進みません。
これからの紙の資料は、ただ渡すものではなく、
AIやWeb、電話対応とつながる“入口”として、役割が広がっていくのかもしれません。
カタログやパンフレット、会社案内を見直すときは、
「何を載せるか」だけでなく、
読んだあとに、どんな行動につながるか
という視点で考えてみるのもおすすめです。
記事を書いた人

- 業務に限らず、誰かの力になれることが嬉しいです!カタログはもちろん、その他の制作物やデータに関するご相談など、お気軽にお問い合わせください。猫派ですが、犬も好きです。
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