カタログ・パンフレットの原稿のまとめ方とポイント

カタログ・パンフレットを作りたい、リニューアルしたいけど、どうまとめればいい?
そんな方のために、制作を依頼する際の原稿のまとめ方についてご紹介いたします。

「カタログ・パンフレットをつくりたいけど、進め方が分からない」
「原稿のまとめ方を知りたい」といった疑問に、少しでもご参考になれば幸いです。

デザインイメージを決める

カタログ・パンフレットの役割(目的・配布するシチュエーションなど)はすでに決まっていますでしょうか?そこがハッキリしていないと、以下の作業は進められません。

カタログ・パンフレットの役割が決まれば、次はデザインの方向性を決めていきましょう。
イメージカラー・ターゲットの性別や年代など、予め全体のイメージを持つことが大切になります。
イメージに近いパンフレットなどの参考資料があれば、よりスムーズな進行になります。

サイズ・ページ数(仕様)を決める

まず最初に、サイズやページ数などを決めましょう。

サイズは、配布するシチュエーション(郵送する・受付カウンターに置く・イベントで配るなど)、ページ数は、目的(オフィスに常備する・テーマを絞った商品を特集するなど)で決まってきます。カタログ・パンフレットの目的や、内容、費用によってページを増やしたり減らしたり調整します。

掲載する情報を整理する

ページ数が決まったら、載せる情報を整理します。

掲載する内容に悩んだり、困った時は、他社のカタログ・パンフレットを参考にしてみてもよいと思います。サイズやページ数には限りがあるため、情報を詰め込みすぎて伝えたいことが伝わりづらい。。。とならないように、内容に優先順位(強弱)をつけるのもポイントです。

レイアウトイメージを考える

サイズやページ数、内容が決まったら、具体的なレイアウトイメージを考えていきましょう。
A4サイズ、4ページのパンフレット制作をしたお客様のレイアウトラフ(イメージラフ)をご覧ください。

実際はここまで具体的でなくて構いません。箇条書きでページ内の優先順位をまとめたりでも大丈夫です。カタログ・パンフレットなどのページものでは、どのページにどんな要素を入れるかなどのページ割を考えておく必要があります。
ここで重要なのは、伝えたいことやストーリーを意識して、大まかでも整理して、形にしていくことが原稿整理において重要なポイントになります。それも苦手…な時は、デザイナーと打ち合わせしながらラフを作ってもらうのも進行がスムーズかもしれません。

原稿を準備する

レイアウトイメージまで準備できたら、次は制作物に使用するテキストや画像のデータを準備してください。
印刷物に使用する画像・イラストなどはなるべく大きいデータでいただくのが理想です。
ExcelやWordに貼り付けられた画像は、劣化が激しく印刷に適さない画像の可能性があります。
高解像度の画像、Illustratorデータなどがある場合はご準備いただくことをおすすめいたします。

準備する素材の適正サイズなど、原稿制作にお困り・お悩みな点がありましたら、弊社までお気軽にご相談ください。

以上がカタログ・パンフレット制作における原稿のまとめ方とポイントになります。
「カタログ・パンフレットをつくりたいけど、進め方が分からない」「原稿のまとめ方を知りたい」といった疑問に、少しでもご参考になれば幸いです。

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記事を書いた人

山井龍太郎
山井龍太郎
DTPオペレーター
印刷会社勤務からグラフィックデザイナーを経て約20年。
現在はDTP部門にて製版オペレーション業務を中心にページ物のデザイン、修正にも携わっている。日々進化する業界の知識を吸収しながら現在もスキルアップ進行中の積極性とチャレンジ精神豊かな打ち解けやすいキャラクターの40代