6. 会社案内の原稿はどう作る?代表挨拶・事業紹介・強みの書き方

会社案内を作るとき、意外と時間がかかるのが「原稿づくり」です。

「何を書けばよいのか」「長さはどのくらいが適切か」「代表挨拶は堅い方がいいのか」「事業紹介はどこまで詳しく書くべきか」といった悩みから、作業がストップしてしまう企業は少なくありません。実際、お客様から「原稿は自分たちで準備します」とお聞きしたものの、スケジュール通りに進まないケースはよくあります。

今回は、スムーズに説得力のある原稿を作成するための5つのポイントをご紹介します。

1. 原稿は最初から完璧を目指さなくてよい

会社案内の原稿を作成する際、最初から完成形を目指す必要はありません。まずは載せたい情報を箇条書きなどで洗い出すことから始めましょう。

  • 会社の歴史・沿革
  • 事業内容
  • 大切にしている理念・考え方
  • お客様から選ばれている理由
  • 今後の事業方向性

これらを一度整理してから、文章として読みやすく整えていく方が効率的です。

2. 代表挨拶で伝えるべきポイント

代表挨拶で大切なのは、企業の姿勢や考え方を伝えることです。ただし、文章が長すぎると読まれません。伝えたい要素を絞り、分かりやすい言葉でまとめることが重要です。

  • 創業の想い
  • 事業に対する考え方
  • お客様への姿勢
  • 今後の展望

これらの要素を整理すると、コンパクトで思いの伝わる代表挨拶に仕上がります。

3. 事業紹介は「読み手目線(提供価値)」で書く

事業紹介では、単に業務内容を説明するだけでなく「読み手にとってどんな意味やメリットがあるのか」を伝える視点が欠かせません。

  • NG例: 「〇〇を製造しています」
  • OK例: 「〇〇の製造を通じて、お客様の△△(課題解決や業務効率化など)を支えています」

自社にとっては当たり前の仕事でも、初めて読む人には伝わらないことがあります。専門的な内容ほどかみ砕いた説明を心がけましょう。

4. 強みは誇張せず「根拠」とともに伝える

自社の強みをアピールすることは重要ですが、アピールが強すぎるとかえって不自然な印象を与えてしまいます。 例えば、「業界最高品質」「圧倒的な技術力」「どこにも負けない対応力」といった言葉を使う場合は、必ずその「根拠」をセットで提示してください。具体的な実績、社内体制、対応範囲、具体的な取り組みなどを添えることで、強みに説得力が生まれます。

5. 専門用語をかみ砕き、誰にでも伝わる表現にする

会社案内を読むのは、既存顧客だけではありません。新規の取引先、求職者、金融機関、協力会社など、多様な立場の人々が目を通します。

スピーチやプレゼンテーションと同様に、相手の知識レベルに合わせた言葉遣いが求められます。業界の専門用語の多用は避け、必要な用語を使う場合は補足説明を加えるなど、誰が読んでも理解できる表現を意識しましょう。

6. まとめ

会社案内の原稿づくりで大切なのは、いきなり美しい文章を書くことではなく、「伝える内容をしっかり整理すること」です。

  • 代表挨拶: 企業の姿勢や想いを絞って伝える
  • 事業紹介: 読み手にとっての価値やメリットを書く
  • 強み: 具体的な根拠(実績や体制)を添える

この3つのポイントを意識するだけで、読み手へまっすぐ伝わる会社案内原稿が完成します。

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記事を書いた人

岸川誠
岸川誠
カタログ・パンフレット・Web制作など、さまざまなクリエイティブを通して、企業の課題を可視化し、解決に導く伴走型の支援を行っています。単なる制作会社ではなく、課題を共有し、成果をともに生み出すパートナーであり続けることを目指しています。