TOUBI‘sEYE 04 わかりやすさ 

『弊社で作成したカタログ・パンフレットがわかりやすい7つの工夫』

こんにちは。営業部の小島です。近年、情報が溢れる時代において、わかりやすいコミュニケーションがますます重要になっています。特に商品やサービスを提供する際には、その内容をわかりやすく効果的に伝えなくてはなりません。今回のコラムでは、弊社がわかりやすいカタログ・パンフレットを作成するにあたり、心掛けている7つ工夫を説明したいと思います。

ターゲットのニーズを理解する

カタログ・パンフレットを作成する際には、まずターゲットとなる読者層のニーズを把握する必要があります。どのような情報が読者にとって重要なのかを理解し、それに基づいて内容を構築していきます。カタログ・パンフレットをどんな使い方をするのか、職種や年齢層なども考えながら、色使いやフォントなどニーズに合わせたデザインをします。

シンプルなレイアウト

複雑なデザインや過剰な装飾は、逆に読者の理解を妨げる場合があります。シンプルで整理されたレイアウトにより情報を明確に配置することで、読者が迷うことなく情報を得ることができるようになります。しかし、シンプルすぎても良くないことがあります。整いすぎて読者が飽きてしまいます。エンドユーザーのカタログパンフレトの使い方・見方を意識しながらレイアウトのメリハリを意識し、情報が整理された見やすいデザインが大切です。

分かりやすい言葉

専門用語や技術的な言葉は読者が理解できない場合があります。可能な限り平易な言葉で説明し、わかりやすい表現を心掛けています。時には専門用語には解説をつけます。また、カタカナ語(外来語など)、略語などの多用を避けます。難しい漢字(人名や地名、固有名詞)を使う場合、ひらがなで「振り仮名(ルビ)」を振ります。

視覚的な要素の活用

写真や図表(アイコン)は、商品やサービスを理解する上で非常に効果的です。適切なサイズや配置に気を配ることで、読者の視覚的な負担を減らし、情報の吸収を促進します。文字だけの分かりづらいフローや表組みは、イラストやアイコンを使い、視覚的にわかりやすい表現をします。見ていて楽しい・おもしろい・分かりやすい・理解しやすいと感じてもらえるようにします。

重要な情報を際立たせる

カタログ・パンフレットに載せる情報の中で特に重要な部分は、目立たせる工夫が必要です。強調手段として、フォントのサイズや色の使い分けによって重要な情報を目立たせます。また、イメージ写真などを大きくレイアウトし、一目で伝えたいことがわかるようにします。

読み手の目線に立つ

読者は通常、左上から右下にかけて読み進める傾向があります。重要な情報や商品の特長は、この目線に沿って配置すると効果的です。文章や内容を理解してもらうためには視線の動線が大切です。横組みで一般的に言われるのが、左上から右下に視線が流れるZ(ゼット)のレイアウトです。では、縦組みではどうでしょうか。日本人は縦読みの文化もあります。その場合は当然、上から下の視線の流れになります。横組みでも縦組みでも「視線の動線」を邪魔しないレイアウトが大切です。

読者からのフィードバックを取り入れる

弊社のカタログ・パンフレット制作は納品で終わりではありません。クライアントつまり読者からのフィードバックを得ることにより、次回作成時の改善に役立てています。

まとめ

わかりやすいカタログ・パンフレットを作成することは、エンドユーザーとの信頼を築く第一歩です。弊社では読者の目線に立ち、シンプルかつ効果的な伝達手段を工夫することで、商品やサービスの魅力を最大限に引き出す工夫をしています。その結果、顧客とのコミュニケーションを強化し、満足度を向上させることができるのです。

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記事を書いた人

小島格
小島格
出版製版とオンデマンド印刷を得意とした営業です。
寡黙な営業スタイルで集中力もあり、案件処理能力が高いです。
各部署を巻き込んでお客様のご要望以上のものをお届けすることをモットーとしております。