カタログとパンフレットの違いとは?
私たちは毎日のように紙媒体の制作を行っていますので、当たり前のように「カタログ」や「パンフレット」などの言葉を発しています。
しかし、お客様とお話をしているとカタログとパンフレットの言葉が同じように使用されていたり、
「これはカタログ?パンフレット?」など聞かれたりします。
そんな筆者である浅井も東美へ入社したばかりの頃は、実はこっそりグーグル先生によく教えてもらっていたものです。
分厚い冊子がカタログ?少ないページの冊子がパンフレット?
当初の私はその程度の認識でした。
冊子の厚さ、ページ数だけではないカタログとパンフレットの定義がありますのでご紹介いたします。
※あくまで弊社としての見解となります。
カタログの定義
カタログとは、商品がカテゴリー分けされており、規則的にレイアウトされています。
また掲載する情報は、商品のスペックがメインとなります。
大量の商品情報が掲載されるため、「目次」が始めのページにあることが多いです。
ページ数の多いものは更に検索性を高めるためにページの端にジャンル名を記載した「ツメ」と呼ばれるものがあることが多いです。
また、最後の方のページには更に検索性を高めるために「索引」があることが多いです。
カタログは商品を魅力的に伝えるというよりは、商品を網羅的に掲載することが重視されます。
上記にて「目次」、「ツメ」、「索引」に関して記載をしましたが、こちらに関しての詳しい説明は下記の通りになります。
目次とは
ページ数が多い冊子の検索性を上げるために、ページの順番に見出しとページ数をまとめ、書き並べたものです。
ツメとは
元は爪掛けという言葉から来ているようです。
手帳がイメージしやすいかと思いますが、本文の内容を本を開く小口側からの月の検索性をよくするために、切り込みが入った形状に加工されており、指がかけやすくなっています。この加工を爪掛けと呼びます。ツメとはここからきた言葉のようです。
索引とは
冊子の末尾に掲載されることが多く、項目や用語などが掲載されており、わかりやすいように五十音順に並べられています。
パンフレットの定義
パンフレットとは、チラシのような1枚ものではなく4ページ以上あるものです。
カタログとは違って1商品や数アイテムをより魅力的に感じてもらえるように商品説明や、使用用途、ターゲット説明などを行います。
カタログより絞り込んでPRしていくマーケティングツールとして使用されます。また、商品以外にも学校や会社案内を行うパンフレットや採用に特化したパンフレットなどもあります。
カタログとパンフレットは使い道が違う
カタログとパンフレットの定義をご説明しましたが、どちらが良い、悪いというのは無く、
- 誰に対して
- 何のために
- 何を知ってほしいかなど
を考えたい上でターゲットに対する最適なコミュニケーションの方法が分かれます。
例えば、
- 購買意欲の高い見込みのあるお客様や全ての商品を見せたい場合はカタログ
- これから興味を持ってもらいたい場合や営業活動での使用はパンフレット
このような使い分けができます。
間違ってはいけないのが、全ての情報が掲載されているからと言ってカタログを営業活動に使用しても、商品の魅力が存分に伝わらない可能性が大いにあります。
まとめ
この記事ではカタログとパンフレットの定義に関してお伝えしてきましたが、私が一番大切と思っていることは、目的に合わせた、目的を達成を達成するためのデザインである必要があるということです。
ターゲットに対しての適切なコミュニケーション手法に悩まれている場合は是非弊社にお問い合わせください。
設立45年、年間100冊さまざまな業種・業界のカタログ、パンフレット制作っており、デザインのみならず、市場調査、競合分析、ターゲット選定も行い最適なデザイン構成のご提案からも可能です。
結果がでるカタログ、パンフレットを作成したい方は㈱東美へお気軽にご連絡をお願いします。
記事を書いた人
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年齢は30代で千葉県在住の2児のパパです。
デジタルマーケティングが専門で、特にWEB広告運用を得意としています。
リスティング広告の戦略設計から実行はお任せください!
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